おはようございます。
今日は私が読んだ本の感想というか、思ったことを残そうと思います。
図書館で角田光代さんの「紙の月」を借りました。
特になにか前評判があったわけではないですがなぜか心惹かれたので
(本当は コンビニ人間 とか 木曜日にはココアを を借りようと探したのですがなかった)
久しぶりに、読み進めたい、と思えた物語でした。
そして、怖い、と思わせるような内容でした。
自分がこの主人公になる、というわけではないのですが、この物語に登場してもおかしくない人間になってしまうのではという恐怖でした。
主人公を中心に、複数の人間の「お金」に関わる話が出てきます。
何らかの形で「お金」に依存している登場人物達、そしてその心の焦りが、文から伝わるような気がしました。
私はお金を使うのが苦手です。
意味も無く貯金というか、とにかく自分の手元から無くなるのがなぜか怖いのです。
これも、お金への依存ではないか、と気づかせてくれたような気がします。
もちろん無駄遣いはしなくて良いですが、お金のせいで制限されるような人生ではダメだと考えさせられています。
宮沢りえさん主演で映画化されてるんですね、知らなかった。
こちらも機会があれば見てみたいです。
上手にお金を使えるようになりたいな。
自分の人生をを自由にできるような使い方って何だろう。
ではまた。